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クォーターライフ・クライシス

どうも、皆さんクォーターライフ・クライシスって言葉聞いたことがありますか?

クォーターライフ・クライシスとは

人生の4分の1を過ぎた時に訪れる幸福の低迷期のことで、25歳を過ぎたあたりから感じる「なんとなく今後の人生が不安」な現象のことです。

今、あなたが20代後半から30歳前後であるのであれば、この「なんとなく不安」といった感情は「よくあること」だと思いますし、「誰にでも起こりうること」ではないかなと思うのです。

私は、2019年1月現在、青年海外協力隊としてソロモン諸島という国の中学高校で理科を教えています。この青年海外協力隊(及びシニア海外ボランティア)というボランティア事業は20歳〜69歳までの方が参加できるものでありまして、これに参加する人たちは皆それぞれ個性的な魅力ある技術や性質を持った方が多く参加しています。では私は、、、というと特に際立った特殊能力があるわけでもなく、すごいと言われるような経歴があるわけでもなく「ごくごく普通の」27歳であるわけです。

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ここソロモン諸島に来るまでには大学を卒業してから3年間都内の高校で非常勤講師として働いていた経験があります。教員という仕事は誰もができるわけではありませんが、でも、教員として働いていた方はたっくさんいます。そして、協力隊に参加している方々を見てみると、「全国大会で1位だった」とか「学校で働きながら本を出版していた」とか「帰国子女でほとんど日本に住んだことがない」だとか、、、もう一般ピープルからすると「なんだそれ!すご過ぎー」って感じのことばっかりいるんですね。

「あと数年後に、このレベルにたどり着くんだろうか」とか「私よりも3歳も若いのに、こんなに落ち着いていてしっかりしていて、しかも優秀、、」とかとか

協力隊に限らず、20代後半って自分よりも優秀な後輩が現れてきたり、めちゃめちゃ尊敬できる優秀な先輩がいたり(嫌なことに自分にある程度の経験があることにどれだけすごいことなのかが計算できちゃって自分には無理そう、、なんて思っちゃう)、などなど。上からも下からも優秀な「自分の人生を歩んでる人たち」に出会うことが多いんじゃないですかね。

そんな矢先に今の自分を振り返ってみると

協力隊の任期が終わったら仕事もない

かといって貯金もない

やりたいことが(まだはっきりと)見つかってない

今後の人生は大丈夫なのかと漠然として不安に襲われている

税金高過ぎて震える

年金もらえるのかな

なんて思ったりして、生きてはいけると思うんだけど「これでいいのかな」なんて漠然として不安に襲われている人がまさにこの私です。

そう、今私が直面している「なんとなく不安」といった状態がクォーターライフ・クライシスなんです。

私が大学生のころは教員免許を取るためや卒業論文のための実験(あんまりちゃんとやってないけど)などで忙しく、もう必死だったし、教員免許を取ることで頭がいっぱいだったので、「もう教員免許を取れば学校で働いて、とりあえず生きていけるっしょ」みたいなことしか考えていませんでした。

けれども、実際に学校で働いていて、同じ学校で働いていた先輩方の働きぶりや同期の働きぶりを見てて「これは私が思っていたのとちょっと違う」と思い、人生のてこ入れのつもりで協力隊に参加してきました。協力隊に参加した結果、今までの人脈では出会わなかったような人たちや地域の人たちに出会うことができたので、「知り合いの幅が増えた」といういいことがあったのは間違いないです。

それでも、26歳に協力隊に参加して帰国するころには28歳と、20代後半の真っ只中をこのソロモン諸島で過ごし、ソロモンにいる間に仲の良い友達たちが皆結婚したり子どもを産んだりして、「なんかわかんないけど安定という名の砂が手のひらからこぼれ落ちている感」を感じているわけです。

それでも、自分で選んだ道ですから、これからの人生も自分で決めて進んでいかなくてはいけません。自分は自分。人は人。ときっぱり考えられる人ならいいですが、私の場合、どうしても周りの人たちの動向が気になって、「なんとなく不安」を感じてしますのです。

もうこうなったら、他の人がやってないようなことをやっていこうとも思いましたが、それこそ不安を煽ったりするばかりです。。。

まだ私の人生の中で「これをやって生きたい/これを成し遂げたい」というものは見つかっていませんが、「まあいつか見つかるだろう」なんて気持ちで目の前の好奇心によって動いています。

なんとなく30歳という謎のデッドラインがちらつき始める20代後半。

同じ悩みを持っている人は少なくないかと思います。

むしろ、デレもが経験知ることなのかもしれません。みんな隠しているだけなのかもしれません。

そう考えると、今成功しているように見えている人もこのようなクォーターライフ・クライシスを経験しているはずです。

そんな「自分から見えて成功している人たち」に思い切って20代後半はどうだったのか聞いてみてはいかがでしょうか。

隣の芝は青いという言葉があるように、どんな状況になっても「すごいな」「羨ましいな」と思う人はどこにでもいます。もしかしたら、誰かにとってあなたは「すごいなと思う存在」なのかもしれません。

そんなクォーターライフ・クライシスを過ごすにあたって、感情のコントロールが大事だなと思うようになりました。今の自分のダメだなと思うところばかり比べるよりも自分のこれから伸ばして生きたいところを見つめて過ごすように心がけるようにしました。

その中で「いいな」「うらやましいな」と思う出来事を減らす方法を見つけました。それは何かというと、Facebookを見る頻度を思いっきり減らしました。これは意外と効果ありでして、入ってくる情報が少ない分、それらの情報に惑わされる?ことも少なくなりました。やっぱり、入ってくる情報が多いとそれだけそれらの情報に振り回されたりします。それはまだ、心が弱いからだとも思うんです。けれども、ちょっとずつでも自分なりの感情のコントロール方法を見つけていくのも大事かなと思うわけです。

なるべく人と比べずに、自分と向き合って自分のいいところを伸ばしたりできるようにしながら、あまり焦らず自分の人生を歩んでいけがいいのかなと思います。とか言って、自分が偉そうに言える立場ではないですけどね。

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