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ふと手に入れた海外就職

思いがけず手に入れたパラオでの就職。

あまり意識していなかった業界への転職。

つい最近日本に帰ってきたばかりなのに。

そう言う決断ができるのはすごいよ」なんていわれたりもするけども、実際当の本人にとってみたら別にすごいことをしてるわけでもなく、一つの選択肢の中から選んだだけであって、実感はない。

たしかに、「海外就職」というとなんかキラキラした感じがあるし、あまり海外に行ったことない人たちからしたら、すごいと感じるのかもしれない。

でも、私にとって日本を離れて働くということはそこまで高いハードルではなかったのは事実なんです。結婚していないというのもあるし、家族がまだ元気というのもあるし、もちろん今の仕事のお誘いが来たということもあるし。

つまり、状況が違えば、パラオにこれてなかったかもしれないんです。たまたまそういう状況があったと言うだけなんですけれども、そういう状況があっても日本を離れるという選択肢を選ぶ人もいれば選ばない人もあるわけで、結局は本人次第と言ってしまえなくもないんですよね。

ちょっと回りくどい言い方になってるのですが、私が「海外就職」できたのはタイミングが良かったから。それ以外の要素(これまでの経験とかスキル)の影響は少ないと思うんです。協力隊への参加だってそうです。たまたま応募した時期と要請がマッチしているとJICAが判断したからであって、決して私の能力が評価されたからではないと思うんですね。

悲観的な表現に聞こえるかもしれないんですが、私はそうだと思っています。今、こうしてパラオで働くことができるのも、協力隊の経験があることも運がよかった殻なんじゃないかなって思うんです。

つまり、何が言いたいかというと、物事はタイミングに左右されるんだなってこと。実力以上にタイミングが大きな影響を持ってるってこと。

だから、もしこれを読んでくれているあなたが、海外就職とかやりたいことがあるなら、そのチャンスを逃さないように常に情報のアンテナを立てておくべきだってこと。そして、やりたいことを周りの人たちに伝えること。そうすることで、周りの人を通して情報が回ってきたりアイデアをもらえるかもしれないってこと。

私は今置かれてる状況は確かに珍しいかもしれない(だって、高校で働いて、そのあと協力隊に参加して、パラオで働いてるんですよ?知り合いにいます?そういう人)。でも、それは決して実力なんかじゃなくて、たまたまなんだよってこと。

ふと、手に入れた海外就職だけど、これができるのも帰る場所を作ってくれてる家族と日本に帰った時に会ってくれる友人がいるからこそなのかなと。

感謝です。

本当に。

この文を書こうとおもったきっかけになった記事⇩

https://teamhackers.io/emigration-is-not-amazing-and-you-can-that/

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