こんにちは!
昨夜はものすごい雨が降ったので、地面がドロドロ
おかげで生徒の数は半減です笑
今日は私は活動している
Gizo Community High School
ギゾ コミュニティ ハイスクール
という学校を紹介します。
まず初めにコミュニティスクールについて
ソロモンには幼稚園、小学校、中学高校、大学とあります。
そして、コミュニティスクール、プロブィンシャルスクール、ナショナルスクールがあります。
コミュニティスクールの中でも成績が良かった子はプロブィンシャルスクールへ転校することができ、プロブィンシャルスクールで成績が良かった子はナショナルスクールへ転向することができるそうです。
学校によってまちまちらしいのですが、基本的には
FORM1(中1)からFORM6(高3)まであります。
FORM3とFORM5とFORM6に進級をかけたテストがあるようで、それをpassしないと学校をやめるか転校するしかないそうです。
それに大学に入学したい場合、FORM6かFORM7(本当にあるのかは謎)の段階で大学への推薦文を学校に書いてもらい、それがpassするとインタビュー(つまりは面接?)をするそうです。
要は学校での成績が大学に行くためには重要ということ。らしいです。
じゃあ、大学に行けばいい仕事に就けるのかというと、そんなこともなく。ソロモン国内だと教師か警察くらいになるのかな?
たいていの人は高校まで行って、あとは大工の手伝いだったり、商店のアルバイトのような仕事になるそうです。多くの人は仕事がない状態とのこと。
勉強しても働く場所が国内にはなく、働かなくても(水にも食べ物にも困らないから)生きていける。
まだプロブィンシャルスクールなら、学歴によっては給料のいい仕事に就ける可能性もあるから、勉強を頑張るだろう。
勉強したことが将来に反映されない環境の中で、
学校が楽しい!
友達と会える!
そんな思いを持った子たちが通う、コミュニティスクールを紹介します。
教室の様子はこんな感じ
制服があります。
うちの学校はサックスブルーのシャツにグレーのパンツorスカート
胸には校章?が印刷されたポケットを縫い付けます。
ほぼビーサン
時々裸足
筆記用具はボールペンのみ。
ボールペンはかんざしのように髪に突き刺しておくのが、ソロモンスタイル
稀に修正液を持ってる子がいる。どこで買ったんだろう。
席順は決まっていないようですが、それぞれテリトリーがあるようで、なんとなく同じ位置に座っています。
名簿の生徒数に対して、椅子と机の数が足りない。。。。
いつもどうしてるんだろう笑
窓はなく、柵のような感じ。開放的
蛍光灯があるけど、電気はつかない。暗くなるまでは学校にいないから大丈夫
黒板は超書きにくいし、消しにくい
チョークの色は白一色しか見たことない。きっと他の色もあるはず!
教科書は誰一人持っていない
コピーをして渡す先生もいるようだ
ちなみにコピー機はあります。
日本製のちょっと型の古いやつ
普通に使えます。
あとは何かな?
ちょっと慣れてきて、日本との違いがわからなくなってきた笑
次は理科室!
掃除をするために椅子と机を寄せたりしてたので、ちょっとごちゃごちゃしてますが、勘弁を
広さはテニスコートよりもひと回り小さいくらい
十分な広さ
でも!
椅子が足りない!!11脚しかない!
机は9台あるから、まあ大丈夫。
立たせればいいか
それにしても床は泥だらけだし、脇にある白い棚も泥だらけだったので、急遽生徒を集めて大掃除
本を一度全部出して
雑巾で拭いてー
真っ白になりました笑
何年間そのままだったのだろう
ちなみに理科室ですが、ガスはありません
水道もありません
電気はあります
ガスはプロパンガスを買ってくれば、なんとか使えそう
水道に関してですが、雨水をためるタンクからホースで供給しているのがソロモンスタイルなんですが、そのホースが切られちゃったらしく、使えません笑
修理をしてくれるそうなので、気長に待ちます
実験備品等はまた今度紹介しますね。
次は職員室
職員室というよりも「先生たちが集まる場所」の方が正確かも
椅子と机があります。
机に置いてあるのは出席簿
奥にある冷蔵庫は壊れてます。
始業・終業のベルはこれ
この爆弾みたいなやつの「持ち手」部分を抜いて、爆弾みたいなやつの側面を叩きます。
結構いい音がなって響き渡ります。
先生たちが、時間を忘れて叩き忘れちゃうなんで、毎日です笑
もっともっとたくさん紹介したいことがあるのでお楽しみに!!!
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