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TERM1 week3 ~平和な町が一転……??~

こんにちは~
気がつけば、もう2月も終わりで、2月とは思えない気温の高さにやられています。
今週はですね。
色々ありました。
まず、先週末にやっと。
やっと
やっと
冷蔵庫が我が家にやってきました。

はい。購入です。
高かったー
$4000(約6万円)です
というのも、同僚の一人が移動になり、ボートで移動する時に冷蔵庫を運べないっていうもんだから、
「誰か買える人いない?」
って話になり、私に白羽の矢が当たったもんですわ。
もうね、めっちゃ迷いましたよ。なにせ、平均気温30度の国で、冷蔵庫無し生活が7ヶ月続いてたもんですから、
「ずっと冷蔵庫無し生活かぁ」
なんて思ってましたし、無きゃ無いで、それなりの生活ができるわけで。
そんでね、この冷蔵庫買える?って話が舞い込んでから、
冷蔵庫があるとどんないいことがあるんだろう
って考えてみました。

冷蔵庫があると何ができるか考えてみた。
・冷たい飲み物が家に常備できる
・野菜がすぐに腐らない
・ツナ缶を大きめサイズ買っても、保存できるから使い切れる
・魚を買ったときに保存できる
・フルーツを買って食べきれなかったときに保存できる
・氷が作れる
・だめになりにくい調味料が買える

— KENTA MARUYAMA (@blacklabel67) 2018年2月12日

マイナス面は考えないことにしました笑
結局、買うことに決めたんですけど、まあ正直いうと
なくてもよかったかな
って思います。
冷蔵庫があることで受けられる恩恵は、代え難いものなんですけど、使い方がいまいちよく分かんなくて、しかも電気の消費が激しいからお財布事情も心配。
1月の首都での生活でだいぶ浪費してしまいましたわ。
まあ、そんなことがあってちょっとだけ、生活に変化が出てきました。
そんな今週の水曜日
「今日は3時間目からだからちょっとゆっくりだなー」
なんて理科室で授業の準備をしていると何やら生徒たちがたくさん集まってきました。
「なんか外で実習の授業でもやるのかな?」なんて思ってると、どうやらそうではなく、何やら不穏な雰囲気に。
スタッフルームには、校長を始め、先生たちが集まっていて、これから集会をやるそうで。
私「何があったの?」
同僚A「ガンショット!!!(銃の発砲があったよ)」
私「え??どこで?誰が?」
同僚B「銀行のまえで、ブーゲンビルの奴らが!」
※ソロモンのお隣の国、パプアニューギニアの中でも一番ソロモンに近い島がブーゲンビル島です。
同僚A&C「今大通りは危険だ!!」
話を整理すると
昨日(火曜日)にギゾの近くのソロモン国内でソロモン人がパプアニューギニアの方を殺してしまったようで、その報復に昨夜、任地のギゾへ30人ほど来たらしいのですが、ボートできたので、ソロモン警察に逮捕されました。その逮捕された人たちが今朝解放されて、解放された途端、銃発砲事件が起きたわけです。
なんですぐに解放しちゃうの?
どうして銃見つけられなかったの?
とか色々疑問があるんですけども、今まで平和だって思ってた町が一転、かなーり緊張感のある空間になってしまいました。
土曜日の今でもまだ全員は捕まってないようです。
※新聞が届かないので、口コミでの情報
そんなもんで、水曜日は授業を中止して、生徒は真っ直ぐに家に帰るように伝えて、我々教員は、スタッフルームでおしゃべりをしてました。
私「明日は学校あるかな?」
同僚「うーん。状況を見てかな?」
私「そっか。じゃあ、また明日ね。」
翌日(木曜日)
学校に行っても先生たち来ないやん!!!!
数人の生徒が木の下でたむろしてて、「今日学校あるのー」なんて聞いてきたり。
オレも分かんないよ!!
10時くらいまで待ったけど、動きがないので、帰ることにしました笑
そしてさらに翌日(金曜日)
また学校行っても誰もいないやん!!
同じく、数人の生徒がたむろしてて「今日学校あるのー?」なんて聞いてきて。
オレも知りたいよ…
授業しようよ。。。
そんなことを思いながら、授業の準備をしてると
仲のいい同僚がやって来て
同僚「へい!!モーニン!!」
私「グッドだよ。今日が学校あるの?ないの?校長は?」
同僚「んーーないみたいだね!!校長は今家にいるんじゃないかな??」
私「…」
同僚「ところでさ-…」
なんて感じでおしゃべりしてました。
そんでもって「ちょっと来てー」
なんて言われて、向かってみると
学校の樋をかけるための板を補修してたので、ちょっとだけお手伝い。
一仕事終えた後、同僚がうちに来て一緒にご飯を食べました。
今まではソロモン人を家にあげることはなくて、色々と物珍しいものがあるのかなと思って、家には絶対あげなかったんだけども、「家にご飯食べに来てくれて、外で食べるのもなんかあれだな」なんて思ったので、リビングだけは許しました。
そんで、「じゃあ夕飯はうちに来て食べろ!」なんて言われたもんだから、夕飯をその日は一緒に食べました。
晩御飯は魚のココナツミルク煮
そんでね、いくつかソロモン人の家に入ったことがあるんだけども、改めて思ったのが
ほとんどソロモン人と同じ住環境・食べ物で生活してる
てっこと。
青年海外協力隊だと、安全面とかの面で、同僚とか地域の人たちよりもずっと「いい家」に住むケースが多いんです。多分。
ホームステイとかだとまた別になるんで、一人暮らしのケースに絞って言えば、概ね、いい家に住んでるはず。
私もね、そう思ってたんです。家はまあまあ大きいし、電気もあるし、水道ないけど、トイレは中にある。
でも違いました。
ソロモン人も同じ家に住んでました。むしろちょっといい家笑
質素だけども、あるものはある。
JICAボランティアの理念的には、「地域に住む人と同じ環境で、同じ言語を話し、同じものを食べることで、地域に溶け込む」らしいんです。ちょっと表現は違うかもだけど、そんな感じの表現。
そんでね。改めて思ったのが
地域に溶け込めてるのかな?
ってこと。
現地語もほとんど不自由なく話せるようになったし、地理や習慣についてもだいぶわかってきた「つもり」。
まだ7ヶ月だけど、もう7ヶ月。
これからなのか。どうなのか。
肌の色は違うけれども、ソロモン人になりつつある気がするなぁ。
もうちょっと溶け込む為にはそうしたらいいんだろうな。
あー雨水おいしい!!!

 

じゃまた。

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